あごひげ
あっと言う間に2月に入り、寒さも少しだけ和らいで来た気のする今日このごろ。
久々の更新です。

昨年のアメリカの土産話の続きをそろそろ書かねばと思ってました。
ビル・マッコード・コレクションから第一弾はコレです。


f0071657_0235919.jpg



このゴッツいヒゲ面は....、

そう、アゴヒゲナガクビ(Macrochelodina walloyarrina)です!!

ビル・マッコード氏の家にお邪魔して、現物を見せてもらって来ました!

トレードマークのアゴヒゲは、太くて長いです。
f0071657_0372192.jpg


背甲はゴツゴツと角張ってて平たい感じで、卵形のジーベン/チリメンとはかなり違う感じです。
f0071657_024393.jpg


腹甲の両側は平行で、記載論文の通りです(そりゃそうですよね。記載した当人の個体なんだものwww)。
f0071657_0252264.jpg

甲羅が平たくて、背甲に比べて腹甲が小さいので、腹甲側から見ると手足の開口部が大きく見え、ジーベン/チリメンよりエキパンに似てる感じがします。

メスはこんな感じ。
f0071657_0255648.jpg


背甲と腹甲の特徴はオスと同様です。
f0071657_0262099.jpg

f0071657_027310.jpg


この個体に限らず、数個体いたメスはどれもヒゲは発達していませんでした。なので「これって、性差じゃないの?」と尋ねると、ビルは「個体差かなと思っていたが、言われてみればそうかも知れない。」と言ってくれました。天下のビルマッコードの気づかなかったことに気づいて、ちょっとウレシくなりました。

別のメス。
f0071657_0274038.jpg

頭部の幅がハンパじゃありません!このコは卵をもっているとのことで隔離されていました。

ヒゲの濃さが違うのが、本当に性差だとすると、ヒゲがモジャモジャのオスの方がモテるってことなんでしょうね。もしかしたらペアリングのときに、メスの頭の前でプルプル振ったりするのかもしれません。

パっと見にはジーベン/チリメンと似たようなものじゃん、って言われてしまうのかもしれませんが、手に持てば、バンバン噛み付こうとしてくるので、気性が全然違うことが分かります。ブルンガンジことアーネムナガクビが、同じように噛み付いてくるナガクビで有名ですが、2種が特に近縁であることの示唆かもしれません。(残念ながらアーネムはいませんでした)。

まだまだすごいのがいましたので、おいおい紹介していきますね。

All specimen of Macrochelodina walloyarrina shown here are from Bill McCord's collection.
Thank you very much for your kindness, Bill!!!

オマケはうちのオカバンゴハコヨコクビ(Pelusios bechuanicus)とアダンソンハコヨコクビ(Pelusios adansonii)。
f0071657_0281899.jpg

仲良く甲羅干しをしていました。水が汚れまくっているとこはつっこまないで下さいね。

Show of the day:
Grateful Dead
01/24/69
Avalon Ballroom, San Francisco, CA
by acanthochelys | 2011-02-10 00:33 | その他のナガクビ類
<< 色白になってきた... さっむいですねぇ〜〜 >>