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いよいよ
ペルシオス研究所の報告の続きもままならないままですが、いよいよ九レプが明日にせまってきました。

マッコードナガクビ(Chelodina mccordi mccordi)の初ベビー元気にしています。
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実はこの後産まれた4匹は先日の名古屋出張の後、よくわからない感染症(真菌?)が原因でバタバタと★になってしまいました。ナガクビベビーでそんな経験ははじめてなのでびっくりしました。

同居していたこのコも一時はかなりヤバかったのですが、なんとかもちなおしました。
しかしなぜかアカムシを食べなくなってしまって困ってます....。

ということで今回の九レプにはこのコの兄弟は残念ながらいません。

おまけはウォレルマゲクビ(Emydura subglobosa worrelli)。最近やっと単独飼育にしたせいか、よくのんびりバスキングしています。
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red-faced turtleの名の通り目の後ろのラインはちょっとだけ赤みを帯びています。もっと赤くならないかなー。

それでは今から九レプ前夜祭に行ってきまーす。

Show of the day:
Perfume
05/10/09
Yoyogi Taikukan, Tokyo, Japan
by acanthochelys | 2009-05-23 17:24 | マッコードナガクビ
名古屋のオージー + ペルシオス研究所(前編)
先週GWの最後に名古屋に行ってきました。

いつもお世話になってるどようさんちにまずはお邪魔しました。ここは相変わらずアツかったです!どようさんのブログでもおなじみかもしれませんが、....まさしく「名古屋のオーストラリア!」でしたー。

どようさんと言えば何と言ってもオブロンガ(Macrodiremys oblonga)!
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元気でしたよー。単独飼育でさすがの特別待遇でしたー。
普通にとっても鼻デカ写真になっちゃう(笑)。
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それからカクレガメ(Elusor macrurus)のペア!
メスのカー子ちゃん。
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まだ小さいので別居しているとのことでしたが、すでに20cmは優に越えてました。

オスのクレ男くん。底面に反射して写るデッカイしっぽにご注目。
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すごくマックらしいマック(Emydura macquarii macquarii)。
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意外と飼育してると顎全部が明るい色になっちゃったりしますが、このコは口角のラインが細いところがグー。

そして忘れちゃならない、ノコヘリカブトガメ(Wollumbinia/Myuchelys latisternum)のおじいちゃん、
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お元気そうでなにより。

他にもエキパンもクレフトもいて、まさしく「名古屋のオーストラリア」でしたー。

既にお腹一杯気味でしたが、さらにどようさんと一緒に向かったのは「ペルシオス研究所(仮)」!!!

ときどきこのブログにも来て頂ける「日本一のハコヨコ男」ことEVOさんのとこです。

スゴイ。スゴすぎました。一度ではとっても紹介できないので、まずは今回の最大の目的だったこのコたちをご紹介します。

ナヌスことヒメハコヨコクビ(Pelusios nanus)のしかもペアですー。
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オス。
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メス。
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やっぱり現物は「小さい!」ってのが第一印象ですね。顔つきはウワサ通りアダンソンに似てます。でも背甲は無斑です。オスは10cmちょっとしかないのにこれでもアダルト!既にヤル気を見せていてでメスにそろーっと乗っかかったりしてました。繁殖に期待大です。
60cm規格水槽でも余裕でペア飼育できるコンパクトさは、小さいカメが好まれる日本にぴったり。人工繁殖が軌道にのれば、ヒメニオイやキボシのような定番種になる可能性もあると思います。

ついにナヌスも現物が日本で拝める日が来てしまいました。それにしてもここ数年のアフリカ曲頸類の入荷ラッシュはすごかったですねぇ。残るアフリカハコヨコの未登場種は残すところわずか2種のみ。感慨深いものがあります。

「研究所」ってくらいですから、もちろん他にもペルシオスがどっさりいました。日本に来た種はほぼコンプリートで飼育されています。しかもどれも1ペア以上...。

この続きは「ペルシオス研究所(後編)」へ続く.....。

Show of the day:
Ratdog
09/17/02
Rococo Theatre, Lincoln, NE
by acanthochelys | 2009-05-14 08:05 | ヨコクビガメ類
みゅ〜けりす
いよいよ5月、九レプの季節です!
日中は、汗ばむほどの陽気ですね。

夏に向けて、そろそろエクストラクリーパーの原稿を書かないといけないのですが....。

で、いろいろ調べていて、オーストラリアのショートネックにMyuchelysという新属を定義するという論文が、今年の3月に出版されていたことを発見してしまいました!

前回のエクストラクリーパーの記事では旧Elseya属のノコヘリカブトガメのグループをWollumbinia属として紹介しました。このグループが他の大型になるカミツキカブトタイプのElseyaとはかなり異なることは誰もが認めていたこともあり、この属名はオーストラリアやヨーロッパでは割に浸透していたのですが....。

2009年3月に本場キャンベラ大学のArthur Georges(ベリンジャー川のカブトガメの種名になっている人物ですね)らがノコヘリカブトガメグループに対して新属Myuchelysを定義するという論文を発表したのです。つまり真っ向からWollumbiniaという属名を否定しています(というか全く文面には登場しない)。つまりWollumbiniaを提唱したWellsの根拠となる文献がきちんとした記載論文の体裁をとっていないことが問題になっているようです。当然Georgesらは新属を設けるに足る差異があることを他のショートネッックのグループと比較して細かく議論しています。

....ウーム、今後どうなっていくのかよくわかりませんが、早いところどちらかに定着して欲しいですね。今回のような属をきちんと再定義することが科学研究としては必須なのは理解できますが、既に浸透しつつあったWollumbiniaの属名を保守するという方向性はなかったのかなぁ、と部外者としては考えてしまいます。ま、いろいろ事情があるんでしょうねぇ...。

以下敢えて併記します:
Muchelys latisternum
Wollumbinia latisternum
Elseya latisternum
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(昔うちにいたコです)

Muchelys latisternum
Wollumbinia latisternum
Elseya latisternum
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(チェコで見た個体)

Muchelys purvisi
Wollumbinia purvisi
Elseya purvisi
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(ときわ台IFで見た個体)

Show of the day:
RC Succession
04/05/80
Kubo Kodo, Tokyo, Japan

Kiyoshiro RIP!!
I really miss you;(
by acanthochelys | 2009-05-05 22:10 | カブトガメ類