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名古屋ふたたび
週末名古屋に行ってきました。

このブログの常連さんどようさんとみっしぇるくうんと一緒に、またまたDr. Kのお宅に御邪魔させて頂きました。

相変わらず凄いっすね。

オブちゃんです(Macrodiremys oblonga)。
こちらはお姫様。
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そしてこちらが貴重なオスである竹千代君(たけちよ「ぎみ」です。クンじゃないよ)。
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子孫繁栄を家臣一同心より願っておりまする。

Dr. Kと言えばニューギニアナガクビ(Chelodina novaeguineae)ですが、今年もきちんとハッチしておりましたよ。
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.....そして、今回の目的はこのコ!
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ズアカヨコクビ(Podocnemis erythrocephala)の自家繁殖個体。日本初でしょうね。
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この可愛らしさは反則です。ほんとにフィギュアみたいです。
http://chelidphil.exblog.jp/2375551/

苦節10数年の記録は近々クリーパー誌上に掲載されるそうですので、お楽しみに!

そしてどようさんちにも御邪魔しました。

カクレガメ(Elusor macrurus)のオス、ものすごく立派になっておりました。
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このワイセツなまでに立派な尻尾!

そしてメス。こちらの成長が待たれるところです。
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こちらも子孫繁栄を心より願っておりますよ。

そうそうどようさんちもビクトリアクラブでした。
左がビクトリアマゲクビ(Emydura victoriae)、右がニシキマゲクビ(Emydura s. subglobosa)。
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ニシキはさすがどようさんのセレクト個体だけあって異様に赤いです!

名古屋はいつ行ってもお腹いっぱいでした。

ここでお知らせ、エクストラクリーパーNo. 4が出てます。
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今回はElseya属の総説を担当しました。よろしくお願い致します。

Show of the day:
Grateful Dead
09/22/88
Madison Square Garden, New York, NY
by acanthochelys | 2009-09-23 01:13 | その他のナガクビ類 | Trackback | Comments(6)
悉徳尼曲頚
 エクスポの戦利品は前回のアカミミマゲクビと生体は実はもう一匹います。地味ですが、一応紹介します。

シドニーマゲクビ(Emydura m. dharuk)のベビーです。
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一応、虹彩の色が緑がかっているのが、特徴とされるシドニー盆地の亜種とされとります。
微妙ですか?いいんです。趣味ですから(と開き直る)。

ちなみに親はこんな感じでした(エクストラクリーパーNo2にも登場している個体です)。
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 さて、地味だったので、戦利品をもう一つ紹介しますね!
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出たばっかりの「Las tortugas y los cocodrilianos de los paises andinos del Tropico(熱帯アンデス地方のカメとワニ)」という本です。もう表紙がいいでしょ、いきなりズリアですから!!
新書判程度の大きさで、分厚くて、カラー写真も豊富です。前半2/3がウミガメを含むカメ類、残りがワニという構成です。

 ぱっと開くとアカアシカエルガメ(Rhinemys rufipes)ですね。
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一種ずつカラー写真と分布図と解説があるのですが、いかんせんスペイン語なのでよくわかりません(汗)。エクスポ会場では英語版の予定もあるとも聞きました。

 南米のほぼ全域をカバーしているのであんなこんなレア種が登場してます。たとえばこれ。
表紙にも登場してるズリアカエルガメ(Mesoclemmys zuliae)。
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ベビーの写真は超貴重です。下の2枚がズリアです(上2枚はアマゾンね)。
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 さらに、コロンビア特産ということで、ほとんど写真が紹介されないダールカエルガメ(Mesoclemmys dahli)!!
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こうして見ると、ズリアとダールってかなり似た種類です。もしかして同じ種なんじゃないかって思えてしまう...。少なくともかなり近縁っぽいですね。そしてどちらもヒラリーにも似てますね、ヒラリーは巨頭化しないけど。分布は途切れてるけど、元々は大きな分布域だったものが狭まって二つの集団に分かれてしまったんじゃないでしょうか?

 それから日本未上陸はこれもですね。リャノスことマグダレナヨコクビ(Podocnemis lewyana)。左ページです。右はサバンナです。
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ナンベイヨコクビの中では一番顔が尖っていますね。
こちらもベビーの写真まで!!左の下2枚です。腹甲には細かい斑点があるんですね。
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あと面白いのは、スペイン語でカメの名前が書いてあるのですが、それが意外にも各種でまるっきり異なる単語なのです。たとえば
Carranchina:ダール
Hediona:ギバ
Teparo:ジョフロア
Bachala:ホオスジ
Cabezon:デュメリリアーナ
Charapa:オオヨコクビ
Terecay:モンキ
Sabanera:サバンナ
Cupiso:ムツコブ
Chimpire:ズアカヨコクビ
という具合。これってちょうどぼくらが魚の名前をそれぞれまるきり別の単語で言い分けるように、それぞれのカメが人間の生活に密接に関係してる(つまり採集対象である)ということでしょうかねぇ。

ということでスペイン語がわからなくっても、かなり楽しめる本でオススメです!

おまけは、残念ながらエクスポで嫁を見つけられなかったウォレルマゲクビ(Emydura s. worrelli)。
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来年こそ!

Show of the day
Grateful Dead
04/11/89
Rosemont Horison, Rosemont, IL
by acanthochelys | 2009-09-13 02:32 | マゲクビガメ類 | Trackback | Comments(2)
赤耳曲頚
エキスポの後は出張がたて続けてありまして、やっと!家に迎えることができました。

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アカミミマゲクビ(Emydura victoriae)!!!

まさにマニア垂涎、CBが出回るなんて夢にも思っていませんでした。

カメラマンがよくないのでチャームポイントの「アカミミ」がうまく写りません。

こちらの方が少しは肉眼に近いかな。
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腹甲がニシキマゲクビと違うのは一目瞭然。ウォレルには似てますが。

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背甲のキールが高くサイドがわずかに反り返った、ソンブレロ型。
そして虹彩には黒ドットが入らず(ウォレルは入る)。
ビクトリアの形質にぴったり一致してます。

とりあえず今日迎えたばっかなので撮影はこのへんでやめときました。
落ち着いたらまた撮影に挑戦します。

ちなみにJohn CannのAFTのp160とp172に、ビクトリアのベビーとタニバラガ(キスジ)のベビーを比較してる写真が出てますが、このコの形質は非常によく一致してます。

親個体の写真も見せてもらいましたが、親では側頭部のラインはばっちし赤でした♪。

こちらは以前John Cannの家で見た個体です。
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こんなんなるといいですねぇ。
いやいや長生きはするものです。

Show of the day:
Grateful Dead
09/03/88
Capitol Centre, Landover, MD
by acanthochelys | 2009-09-05 01:18 | マゲクビガメ類 | Trackback | Comments(10)