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色白になってきた...
寒さは完全に峠を越えましたね。もうダウンジャケットいらない気がします。

久々登場のウォレルです。
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ウォレルマゲクビ(Emydura s. worrelli)。
Worrell’s turtle USCB 2008 freshly molted:)

最近ちょっと成長線がでてきたなと思っていたら、脱皮しましたー。

ということで、久々にやりますww。

使用前
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使用後
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腹甲の一部は潰瘍があったようで、ちょびっと出血してしまいました。

実は前回の脱皮で少々無理に剥いてしまって、傷跡になってしまっていたのですが、今回はキレイに剥けました:)
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甲羅が固まるまでの数日は、怪我したりしないようにセラミックの陸場はどけておきましょう。

…え?クレフトと同じじゃないかって、声が聞こえますね(笑)。

よろしい。比較してみましょう。

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上がクレフト(Emydura m. krefftti)、下がウォレルです。
Krefft's turtle on the top and Worrell's turtle on the bottom.

クレフトでは側頭部のラインは白くて太く、ラインのエッジははっきりしません。それに対してウォレルのラインは少しだけ赤っぽく、ラインの上下に黒い縁取りが入っています。ウォレルには虹彩にドットがあります(ニシキにもあります)が、クレフトにはありません。

ついでにビクトリア(Emydura victoriae)とも比較してみました。
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上がビクトリア、下がウォレルです。
Victoria shortneck turtle on the top and Worrell's turtle on the bottom.
ウォレルの側頭部のラインも少しは赤いのですが、ビクトリアの赤には、とても敵いません。ビクトリアには虹彩のドットはありません(キンバリーにもありません)。

それにしても昨年の写真↓に比べて、ウォレルはすっかり色が薄くなってしまいました。
2009年3月の様子:
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現在:
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夏場はベランダにだして、ガンガン日光浴させるぞー!

そうそう、末筆ではございますが、先ほど見てみると、当ブログの総訪問者数が10万を突破していました。こんな片隅のブログを毎度おひきたてありがとうございます。今後ともボチボチがんばります。

Show of the day:
Grateful Dead
07/23/94
Soldier Field, Chicago, IL
by acanthochelys | 2011-02-18 20:16 | マゲクビガメ類 | Trackback | Comments(6)
あごひげ
あっと言う間に2月に入り、寒さも少しだけ和らいで来た気のする今日このごろ。
久々の更新です。

昨年のアメリカの土産話の続きをそろそろ書かねばと思ってました。
ビル・マッコード・コレクションから第一弾はコレです。


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このゴッツいヒゲ面は....、

そう、アゴヒゲナガクビ(Macrochelodina walloyarrina)です!!

ビル・マッコード氏の家にお邪魔して、現物を見せてもらって来ました!

トレードマークのアゴヒゲは、太くて長いです。
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背甲はゴツゴツと角張ってて平たい感じで、卵形のジーベン/チリメンとはかなり違う感じです。
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腹甲の両側は平行で、記載論文の通りです(そりゃそうですよね。記載した当人の個体なんだものwww)。
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甲羅が平たくて、背甲に比べて腹甲が小さいので、腹甲側から見ると手足の開口部が大きく見え、ジーベン/チリメンよりエキパンに似てる感じがします。

メスはこんな感じ。
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背甲と腹甲の特徴はオスと同様です。
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この個体に限らず、数個体いたメスはどれもヒゲは発達していませんでした。なので「これって、性差じゃないの?」と尋ねると、ビルは「個体差かなと思っていたが、言われてみればそうかも知れない。」と言ってくれました。天下のビルマッコードの気づかなかったことに気づいて、ちょっとウレシくなりました。

別のメス。
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頭部の幅がハンパじゃありません!このコは卵をもっているとのことで隔離されていました。

ヒゲの濃さが違うのが、本当に性差だとすると、ヒゲがモジャモジャのオスの方がモテるってことなんでしょうね。もしかしたらペアリングのときに、メスの頭の前でプルプル振ったりするのかもしれません。

パっと見にはジーベン/チリメンと似たようなものじゃん、って言われてしまうのかもしれませんが、手に持てば、バンバン噛み付こうとしてくるので、気性が全然違うことが分かります。ブルンガンジことアーネムナガクビが、同じように噛み付いてくるナガクビで有名ですが、2種が特に近縁であることの示唆かもしれません。(残念ながらアーネムはいませんでした)。

まだまだすごいのがいましたので、おいおい紹介していきますね。

All specimen of Macrochelodina walloyarrina shown here are from Bill McCord's collection.
Thank you very much for your kindness, Bill!!!

オマケはうちのオカバンゴハコヨコクビ(Pelusios bechuanicus)とアダンソンハコヨコクビ(Pelusios adansonii)。
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仲良く甲羅干しをしていました。水が汚れまくっているとこはつっこまないで下さいね。

Show of the day:
Grateful Dead
01/24/69
Avalon Ballroom, San Francisco, CA
by acanthochelys | 2011-02-10 00:33 | その他のナガクビ類 | Trackback | Comments(6)