プチレプほか
先週はプチレプでした。

前夜祭はがんばったのに、当日は会場に1-2時間しかいられず、撮影したのはこのコだけでした。
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南米のエクスパンサ、オオヨコクビ(Podocnemis expansa)のベビーです!
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ウミガメと見まがう南米一の巨体に育つのに、ちょっとリーズナブル過ぎる値段だったのが逆にちょっと恐ろしかったり....(笑)。

立派に育ったコを、その前の週にHLで見ました。
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素晴らしいですねぇ〜〜。
温水プールがあったら飼いたい...、そして一緒に泳ぎたい....。

プチレプはイベントとして完全に定着したようで、お客さんは完全に「買う」気で来てたようです。

実はウチにもちょこっと出入りがあったんですが、その紹介はまた後日...。

..てな感じで、プチレプ後家に帰ると.....
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久々にマッコ(マッコードナガクビ(Chelodina mccordi)が産卵してくれました。
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産みつけられてしばらく気づいてなかったみたいで、発見時には白濁してました♪
ここしばらくダメだったんでうまく孵って欲しいなー。

おまけは、どようさんからのあずかりジーベン(Macrochelodina rugosa)。
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金魚玉をもらってご機嫌です!

Show of the day:
The Who
02/15/70
Hull City Hall, Hull, Yorkshire, England

# by acanthochelys | 2012-11-25 01:56 | ヨコクビガメ類
解答です。
前回のクイズは、自己満足気味であまり評判がよくなくて申し訳ありませんでした。
例によってすっかり間が空いてしまい、待ってる人も少ないかもしれませんが一応、解答と解説です(笑)。

第一問はこれでした↓
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...正解は、ガルフカブトガメ(Elseya lavarackorumです。
ポイントは、腹甲にバリバリに模様が入ること、虹彩にアイラインが入ること、チンバーベルが1本であること、などですね。別テイクの写真はこちら。
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エクストラクリーパーで紹介した、「肩甲板と胸甲板の継ぎ目が、尾部に向かって湾曲している」という特徴は、幼体ではハッキリしないようでした。

第二問はこれでした↓
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...正解は、ジョージザイことベリンジャーカブトガメ(Wollumbinia georgesiです。頭部が小さく、細面でハンサムです。別テイクの写真はこちら。
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どようさんが言われたとおりマニングリバーことマニングカブト(W. purvisi)との区別は正直微妙ですが頭部が小さいのが特徴的でした。エクストラには腹甲がマニングよりも青みがかっていると書きましたが、単独ではなんとも言い難いです。ちなみに今回の旅行ではマニングを見ることはできませんでした。

第三門は↓の2匹のカメでした。
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(1)上のカメ、...正解は、ノドジロカブトガメ(Elseya albagulaです。まだ若い個体で、幼体全体に黒っぽく、虹彩も濃褐色でした。別テイクの写真はこちら(ピンぼけ気味ですみません)。
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縁甲板の後ろがひどく鋸歯状になっているのも特徴的です。

(2)下になっていたカメ...正解は、一属一種のカクレガメ(Elusor macrurusです。別テイクの写真はこちら。
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ステルス戦闘機のような末広がりのカッコいい甲羅です。
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もう一度記念撮影、左からカクレ、カクレ、ノドジロですね。

さて、11月も半ばを過ぎると、いよいよ年末モード。
年を締めくくるハチュイベントといえばこちら!:
解答です。_f0071657_1111212.gif

どうぞよろしくお願いします。

おまけは、オージーショートネックつながりで、ビクトリアアカミミマゲクビ(Emydura victoriae)です。
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お嫁さん募集中です♡。

Show of the day:
The Rolling Stones
07/25/82
Roundhay Park, Leeds, Yorkshire, England

# by acanthochelys | 2012-11-15 23:53 | カブトガメ類
オージー亀クイズ!
まさかの連投です!

3月のオーストラリアの旅から、Neville Parkes氏で見たカメたちを一部ご紹介。
Here are some turtles from Neville Parkes collection.

ノコヘリカブト(Wollumbinia latisternum)のベビーズ。
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Saw-shelled turtle ( Wollumbinia latisternum), hatchlings.

そして種親メスの一頭。カッコいいですねぇ….。
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Saw-shelled turtle, adult female. Very cool ideed.

もちろん彼は他にもいろんなカメを繁殖させていましたよ。

さて以下は「このカメなーんだ?」形式で行きましょう:
Now, it's time for turtle quiz!

第一問↓ なんといっても腹甲の模様が特徴的ですね。
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Question no 1.
Note the remarkable speckle on its plastron.


第二問↓ カスクはあってもノコヘリカブトじゃないよ。
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Question no 2.
It is not a common Saw-shell.


第三問↓ 2匹は別の種類です。
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Question 3.
Two are different species.


少し先になっちゃうかもしれませんが、解答と解説は次回の記事をお楽しみに。
Hope you enjoy the quiz. I will give answers in the next post.
ちなみにこのオーストラリア紀行は、クリーパーに載る予定です。ここで紹介した以外の写真も多数紹介もらう予定です。こちらもお楽しみに!

おまけは、Nevilleの池(ぼくが飛び込んだ池ですw)でのびのび泳いでいたヒガシナガクビ(Chelodina longicollis)。人影を見て泳ぎよってきたところです。
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The final pic is an ELN (eastern long neck) (Chelodina longicollis) swimming in Neville’s pond that I dived in too.

Thank you so much, Noddy! Your collection is just amazing☺


さて、いよいよ週末はぶりくら
今年はついに100ブース越えだとか。
前夜祭から参加予定です。お手柔らかにお願いします。

Show of the day:
Jerry Garcia and Merl Saunders
07/10, 11/73
Keystone, Berkeley, CA

# by acanthochelys | 2012-10-26 17:14 | カブトガメ類
新規と出戻り
例によってバタバタしていたら、すっかり秋ですね〜。
うちのコたちも越冬隊以外は、やっと屋内へ取り込みました。

ちょいと今更感がありますが...、
9月に東京のさとさとさんちから迎えたコを紹介します:
トゥルカナハコヨコクビ(Pelusiosn broadleyi20112012さとさとCB。
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背甲の模様は、見つめているとクラクラするような美しさ。
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お腹は黒一色になりそうですね。

さとさとさんによればこのサイズにして、同クラッチ内で尻尾が大きいコと小さいコにはっきり別れててオスとメスがだいたいわかるとのことで、メスをお願いしました。
うちの促成栽培で3年で繁殖したヤンママをみならって、今度も促成栽培したいと思います。

次は出戻りで、ボツワナ産のヌマヨコクビ(基亜種)(Pelomedusa subrufa subrufa, Botswana)。
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2007年3月うちに来た頃の様子がこちら
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2008年2月がこちら
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その後故あって手元を離れ、もらわれて行った先での2011年3月の様子がこちら
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最近故あって、ウチに出戻ってきました。
行った頃は性別不明だったのですが...、
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メスですね。色白の美人さんです。たしか同時に同産地のアダルトオスが入ってたんですが、今頃どうしているんでしょうねぇ。

おまけは、最近デジカメ変えましたってことで...、
トゥルカナハコヨコクビ(P. broadleyi)オスをマクロで撮ってみました。
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Show of the day:
The Rolling Stones
08/10/05
Phoenix Theatre, Toronto, Canada

# by acanthochelys | 2012-10-23 23:34 | ヨコクビガメ類
アダンソン卵結末と、東京のトゥルカナ軍団
かなり涼しくなってきましたね。福岡はそろそろ放生会の季節です。

8月はいろいろと留守がちで、ハッチ予定日がちょうど出張に当たっていた
アダンソンの卵は、たくさん発生開始したのに孵卵方法が悪かったようで(湿度が高過ぎた?)次々とカビていき、最後に1つだけ残っていたのですが、出張からもどると
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Pelusios adansoni haching...?
予定通りハッチしたぞ♪と喜んでしばらく触らずにいましたが....、
全く動きません。よく見ると目も光が無い...。剥いてみると、やはり死んでいました。
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Pelusios adansoni dead hachling ;<
まだこんなに残った卵黄には既にウジがわいていました...。
見れば甲ズレもヒドいし、やはり孵卵条件が不適切だったんでしょうね。
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産まれても死ぬ運命のコだったと諦めました。

同じ条件で孵卵していたトゥルカナ卵は途中一つもカビることなく全部ハッチしたのに、近縁種なのにアダンソン卵はカビだらけ...、なかなか微妙なものなんですね。有精卵は10個以上とれていたので、来年こそはがんばります。

気をとりなおして....、

先日の東京出張のとき、さとさとさん宅とかめぞーさん宅へお邪魔してきました♪。さとさとさんと言えば、トゥルカナブリーダーの先輩です!

トゥルカナオス。
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Pelusios broadleyi breeding male:)
トゥルカナメス。
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Pelusios broadleyi breeding female:)
腹甲に模様が入っていてなかなか綺麗です。

トゥルカナは2ペアいました。
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Pelusios broadleyi a breeding group.

そしてトゥルカナベビー軍団の乱舞!
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Pelusios broadleyi babies! Wow!!!!
夢に見そうな素晴らしい光景ですね。

アフリカものはもう一種アダンソンもいました。
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Pelusios adansoni.
さとさとさんとこでも、これはまだ繁殖には至っていないそうです。

ライマンナガクビもコンスタントに殖えているそうです。
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Chelodina reimani babies!

ライマンベビーに混じって、どこかで見たコが...。
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Chelodina mccordi.
これは、先日の「九州ハチュもんの夕べ2012」のビンゴ1等の賞品だった、にたごろう王国CBのマッコちゃん!一時預かりで養育しているんだそうです。

ベビー以外は水槽で水を深くして濾過を回して飼っておられました。ウチではなかなかまねできないスタイルです...。

続いてかめぞーさん宅に伺いました。かめぞーさんと言えば押しも押されもせぬ、関東の有名ブリーダー。イシガメクサガメはじめ、セマルやアメハコのブリードで名高いお方です。自身で金属加工して作られたオーダーメイドの飼育容器がベランダにずらりとあり、年期を感じました(ご本人はまだ若いんですけどね)。ハッチ途中のセマルなど面白うものがいろいろ見られました。

....でも、曲頚類のみ紹介するというこのブログの偏屈ポリシー上、写真はこのコたちだけ。
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Platemys platycephala a breeding group.
プラテミスことヒラタヘビクビ。
かめぞーさんは実はプラテミス繁殖の第一人者でもあるのです!上の陸場メインのセッティングは産卵期用だそうです。
こちらが初子。
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Platemys platycephala CB.
すくすく育っていますね。

かめぞーさん、さとさとさん、それからかめぞーさんの奥様、お世話になりました。ありがとうございました。

Show of the day:
Jerry Garcia Band
02/26/93
Warfield Theater, San Francisco, CA
# by acanthochelys | 2012-09-11 23:16 | ヨコクビガメ類