ナモイカブトガメ
John Cann宅にいたナモイカブトガメ(Elseya belli)です。1996年にノコヘリカブトガメ(E. latisternum)から分割され新種記載されました。ノコヘリににてますが頭が小さめで甲羅は薄く腹甲が黒ずんでいます。
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初めて見ましたが、いいですねぇ。ないものねだりでなく、ノコヘリカブト系のカブトガメはどれもカッコいい。やっぱりマニングカブト(Elseya purvisi)が一番シビレますが、これやベリンジャーカブト(Elseya georgesi)もいいねぇ。
ちなみにカブトガメ属はオージーのみに分布する小型種のノコヘリカブトグループと、大型でニューギニアにも分布するカミツキカブトグループの大きく2つに分けられます。間喉甲板の形状にも違いがあり、間喉甲板が喉甲板と同じくらいまたはより幅広いのがノコヘリ系(2枚目の写真はそうなってますね)、喉甲板の方が大きく間喉甲板が細長いのがカミツキ系です。この2群は今後属分割される模様で、今後もさらにいろいろ新種記載もされそうです。ちなみにカミツキカブト系にはニューギニア産の3種E. novaguieneaeE. branderhorsti, E. schulzeiに加えてオージーの4種E. dentata, E. irwini, E. lavarackorum(化石が先に記載された後に現世種が確認されたことで有名), E. albagula(2006年記載!)がいます。

Today's show:
The Who 12/08/79 International Amphitheater, Chicago, IL
by acanthochelys | 2006-08-21 14:25 | カブトガメ類
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